介護老人保健施設
(75床)勤務
介護老人保健施設
(100床)勤務
中級管理栄養士
取得
事業部 栄養管理課 勤務
現場栄養士のサポート・
研修講師
当社に入社を決めた理由は、安定した経営基盤があること、福利厚生が充実していることなどさまざまありますが、何より病院や福祉施設に特化していることが決め手でした。医療、福祉に興味を持ったのは、祖母が終末期で入院したことがきっかけです。食欲不振になってしまった祖母を見て「最後まで美味しく食べてほしい。そのために何かしたい。」と考えるようになりました。そんな私にとって、“身内のつもりになった食事サービス”を提供するという当社の理念は、強い共感を覚えるものでした。その思いをかたちにした献立を「美味しい」と言ってもらえた時、この仕事にチャレンジしてよかったとしみじみ感じます。
入社1年目は仕込みや盛付け、配膳・下膳などの厨房業務から、発注や献立作成などの栄養士業務まですべてを担当させてもらいました。中でも責任が大きい発注業務はとても緊張したことを覚えています。ミスがないよう、何度も確認していました。入社2年目には、以前より食数の多い施設へ異動しました。利用者様や施設側の方と関わることが増え、コミュニケーションの大切さを改めて実感する機会となりました。当社には多くの研修制度があります。特に栄養技術講習会は、現場で必要な基礎を学べますし、同期の仲間と不安や悩みを相談することができる良い機会でした。今でも同期とは定期的に連絡を取り、ごはんに行ったりしています。また、年に1回行われる料理コンクールも献立作成をする上で役立ちました。そして入社3年目には、当社独自の制度である中級管理栄養士の資格を取得しました。常に新しいことにチャレンジしたいという思いがあり、通勤時間などを使いながら国家試験の過去問に取り組みました。合格率は10%以下と低いのですが、日々の業務や研修での学びが成果につながったと感じています。
入社4年目に事業部の栄養管理課へ配属され、事業部と事業所のパイプ役を担うことになりました。現在15件の事業所を担当し、現場の栄養士をサポートしています。皆さん献立作成には苦戦することが多いようですね。日々のお食事の中でも季節の食材を使ったりイベントに合わせた献立を考えるようにアドバイスしています。私も新人の頃は、事業部の方が配属先に来て声をかけてくれることをとても心強く感じていたので、特に若手社員のいる事業所には重点的に訪問するように心がけています。実は私はもともと人見知りで、厨房で誰の目にも触れず黙々と仕事をしたいと思っていました。そんな私が180度変わったのは、事業所でたくさんの人と話す機会があったからだと思います。若手の方々も、臆せずさまざまなことに挑戦し、人々と触れ合い、新しい自分を見つけてほしいですね。当社には、そのチャンスが満ちていると思います。
※勤続年数や業務内容は、取材当時のものです。